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ひろしまかがり灯の祭典

2023年8月のニュース一覧

2023年 内閣総理大臣メッセージ

2023.08.05 お知らせ
1945年8月6日、ここ広島の地で、一発の原子爆弾により、一瞬にして十数万ともいわれる貴い命が失われました。一命をとりとめた方々にも、筆舌に尽くし難い苦難の日々をもたらしました。原子爆弾によってもたらされた人々の苦しみは、二度と繰り返されてはなりません。「核兵器のない世界」の実現は、唯一の戦争被爆国である我が国の変わらぬ使命です。「核兵器のない世界」の実現に向け、世代や国境を越えて核兵器使用の惨禍やその非人道性を語り伝え、夜爆の実相への理解を促す努力を重ねてまいります。また高齢化が進む袚爆者の方々に寄り添いながら、今後とも総合的な援護施策を推進してまいります。

2023年 県知事メッセージ

2023.08.05 お知らせ
人類史上初の原子爆弾による未曽有の惨禍を経験した広島は、長年にわたり核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現を訴え続けてきました。核兵器のない平和な国際社会の実現は、真摯で切実な願いです。しかしながら、ロシアによるウクライナ侵略が長期化する中、一部の国々において、安全保障に対する不安の高まりから、核抑止への依存が強まるなど、核兵器廃絶に向けた国際情勢はかつてないほど厳しい状況にあります。こうした中、5月にG7広島サミットが開催されました。 被爆地広島で核保有国を含む各国の首脳が被爆の実相に触れ、平和のメッセージを発信したことは大変意義深く、核兵器のない平和な世界の実現に向けた機運をより一層高めることに繋がったと受け止めております。

2023年 広島市長メッセージ

2023.08.05 お知らせ
「ひろしま『かがり灯 』の祭典 」が開催されるに当たり、メッセージをお送りいたします。78年前の夏、何の前触れもなく人類に向け初めてとなる原子爆弾が投下され、地上600mで炸裂した後に生じた凄まじい熱線と爆風は罪のない数多くの尊い命を奪い、これまでの日常を地獄絵図に一変させました。そして、心身に悪影響を及ぼす放射線は、今なお被爆者に生活面で様々な苦しみを与え続けています。ロシアによるウクライナ侵攻を契機に、核兵器による抑止力なくして平和は維持できないという考えが勢いを増していますが、こうした考えは、武力によらず平和を維持するという理想を追求することを放棄し、現状やむなしとするものであり、 人類の存続を危うくすることにほかなりません。とりわけ、為政者に核のボタンを預けることは、あの日の地獄絵図の再現を許すことであり、人類を核の脅威にさらし続けるものです。一刻も早く全ての核のボタンを無用のものにしなくてはなりません。