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ひろしまかがり灯の祭典

《ひろしま「かがり灯」の祭典》の開催にあたり、メッセージをお送りいたします。

広島は、人類史上初めて原子爆弾が投下され、一瞬にして多くの尊い命と街が失われる未曾有の惨禍を経験しました。このようなことが二度と起こることのないよう、私たちは悲惨な被爆の体験を後世に語り継ぐとともに、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を訴え続けています。

しかし、今日、核兵器を巡る国際情勢は、大変厳しく、核のタブーが破られかねない危機の中にあります。核兵器は極めて非人道的なものであり、その使用は国際法の規定に違反するものです。核兵器が存在する限り、使用されるリスクは無くなりません。

人類と核兵器は共存できません。核のタブーを強化して、核兵器使用のリスクから脱却していくことは、私たち全員の責任です。

広島県といたしましても、被爆・終戦80年の取組を通じて得られた国内外のネットワークを活用して、核抑止に頼らない安全保障政策に関する調査研究、次代の国際平和貢献を担う若者の人材育成、世界中の政治・軍事指導者や若者に対する被爆地訪問の呼びかけに取り組んでまいります。
引き続き、本県の取組への御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

結びに、《ひろしま「かがり灯」の祭典》の御成功と、皆様の今後ますますの御健勝と御多幸を祈り申し上げます。

広島県知事 横 田 美 香