第12回ひろしま「かがり灯」の祭典の開催に当たり、メッセージをお送りいたします。
はじめに、令和8年熊本地震によりお亡くなりになられた方々に心から哀悼の誠を捧げますとともに、謹んで御遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。
そして、被災された全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。
被災された方々が、一日も早く、安心して元の生活を取り戻せるよう、政府一体となって全力で取り組んでまいります。
そして、原爆をはじめ、戦争によって犠牲となられた全ての方々に、謹んで哀悼の誠を捧げます。
私達は、広島が経験した惨禍を決して過去のものとしてはなりません。
被爆の実相と、廃墟の中から立ち上がり、平和を希求し続けてきた広島の歩みを、世代と国境を越えて伝えていくことは、今を生きる私達の責任です。
現在、私達は、一層厳しさを増す国際安全保障環境、不透明かつ急速な核軍備増強の進展、核リスクと核の脅威の増大に直面しています。
こうした中、「核兵器のない世界」に向けた国際社会の取組を主導することは、唯一の戦争被爆国である我が国の歴史的使命です。
被爆地や被爆者の方々とも連携しながら、「核兵器のない世界」に向けた取組を進めてまいります。
また、ご高齢となられた被爆者の皆様への保健、医療、福祉にわたる総合的な援護施策を推進してまいります。
ひろしま「かがり灯」の祭典は、犠牲となられた方々を慰霊し、平和を祈るとともに、愛、夢、希望、創造、共生への願いを未来へとつなぐ、意義深い取組です。
一つ一つの灯に込められた願いが、広島から全国へ、そして世界へと広がり、百年先の世代にも平和の尊さが受け継がれていくことを願っております。
皆様のたゆまぬ活動と世界への発信が、人々の心を結び、恒久平和の実現に向けた大きな力となることを期待いたします。
結びに、第12回ひろしま「かがり灯」の祭典の御成功と、御参集の皆様のお幸せをお祈りいたします。
内閣総理大臣 高市早苗
